植木雑学⑤ マツ(松)
2025/10/27
いつもありがとうございます。
三重県津市の株式会社Satonaです。
今日は植木雑学第五弾という事で松を取り上げてみようと思いますが、
松も色々と品種がございます。少し性質が異なる種類もあるので今回は
一般的なご家庭によくある黒松や赤松に焦点を当てたいと思います。
日本の庭でおなじみの黒松と赤松。
どちらも一年中緑を保つ常緑の二葉マツですが、
性格も役割も少し違います。
どんな木なのか生態など書いていきたいと思います。
黒松は名のとおり幹肌が黒~暗灰色で深く割れ、葉は濃い緑で太く硬め(10〜15cm)。
赤松は樹皮が赤褐色〜黄褐色に剥がれ、葉はやや細く柔らかく(約8〜12cm)色味も明るめ。
冬芽の色は黒松は灰白色、赤松は赤茶色寄りです。
黒松は潮風・飛砂に強く、日本各地の海岸で「白砂青松」の景観とともに
防風・防砂の要を担ってきました。
海岸林は風を弱め、飛砂を抑え、塩分を葉で受け止め、
津波・高波の力を減衰させるなど多機能な“グリーンインフラ”でもあります。
マツの花は目立ちませんが、
風で花粉を運ぶ「風媒花」。
花粉には小さな“浮き袋”が付いていて遠くまで飛びやすい構造です。
受粉してからタネができるまでにはおよそ2年ほどかかると言われています。

赤松林といえばマツタケ。
マツタケは樹木の根と共生する“外生菌根菌”で、
現地観察や分子生態の研究でも、赤松の根と強い結び付きが確認されています。
人工栽培が難しい理由の一つも、
この共生関係の複雑さにあるといわれています。
黒松は“雄松”、赤松は“雌松”と俗称されることがあります。

黒松・赤松ともに、北米原産の線虫が原因の
マツ材線虫病に感受性があり、
日本では長年にわたり甚大な被害を受けてきました。
国の白書や研究機関の資料では、
病原体(マツノザイセンチュウ)と
媒介昆虫(マツノマダラカミキリ)の影響、
そして防除・抵抗性育種の取組みが整理されています。
報告によって強弱の表現に差はあるものの、
両樹種とも被害を受けやすいこと、
系統選抜による抵抗性の導入が進んでいることが共通認識です。
一般家庭における庭木としては、
健全な管理、剪定後の枝葉処理や薬剤(弊社は使用しません)・樹幹注入
などが必要だと言われています。剪定も年に二回行うのが基本的ですが
ご予算の都合などで年に一回しか剪定をしないというご家庭が多い印象ですね。
昔から「松は金食い虫や!」なんて言われてますが、
確かに手入れや管理に手間がかかるのでそういわれているのかもしれませんね(笑)
まだまだ松については色々ありますが、
今日はこの辺りで失礼しますね。
また次回お会いしましょう~♪
ここまでお読みいただき本当にありがとうございます。
弊社は三重県津市で環境や生態系に極力負荷をかけないを
モットーに事業に取り組んでいます株式会社Satonaです。
造園、農業、苔、ビオアライアンス事業において
現在もこれからも消毒、農薬、化学肥料、除草剤を使用しません。
※弊社は国家戦略(2023-2030)の一つである、
ネイチャーポジティブと30by30に賛同しています。
※画像にはAIで生成されたものもあります。
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