冬支度:10月に木々が始める静かな変化
2025/10/29
いつもありがとうございます。
三重県津市の株式会社Satonaです。
今回は冬支度をテーマに庭師目線で書こうと思います。
秋が深まりつつある10月。
朝夕に寒さを感じ始めるこの頃、
多くの庭木では葉が色づき、やがて落葉が始まります。
風に舞う落ち葉は風情を醸し出しますが、
庭師として見ると、これは木々が冬に備える“準備期間”でもあります。
庭木の内部では、葉からの光合成活動が徐々に収まって、
幹や根へ栄養を蓄える段階に入ります。
落葉は老化した葉を切り捨てる作業であり、
害虫や病原菌を寄せ付けない“掃除作用”も兼ねています。
10月はまさに、木々が冬支度を始めるタイミングといえるでしょう。

落ち葉は放っておくと、庭を殺風景にするだけでなく、
雨水で流れ排水溝が詰まったり、地面の通気を阻害したりします。
しかも、落ちた葉が湿ったまま残ると
カビ・菌が繁殖し、病原菌の温床になる可能性もあります。
しかし一方で落ち葉は微生物の働きでゆっくりと分解されて腐葉土となり、
良質な土壌改良材となります。
落ち葉堆肥は水はけや保水力の改善、
微生物の多様性維持にも役立つようですね。
10月は庭木の害虫を最終チェックする時期でもあります。
春から夏にかけての幼虫が残っていたり、
アブラムシが再発したりする例もあります。
庭木に発生しやすい害虫には、
アオムシ・ケムシ・ハダニ・アブラムシ・ハマキムシなどがあります。
特にアブラムシは9~10月にも活動が活発になるため、
葉の裏側や枝の付け根を早めにチェックし、
初期段階で取り除くことが推奨されます。
また、害虫駆除の適期として秋口(9〜10月)も挙げられ、
発生初期を狙った駆除が効果的とされている例もあります。

10月は、落葉樹でも“軽めの剪定”や“透かし”は
許容される時期とする情報もあります。
ただし、本格的な枝の切り戻しは、
木が休眠期に入った12月以降が無難という意見も根強いです。
私もこれには同意見でもありますが、
そこまで深くは考えていないですね。
要は手入れの仕方だと思います。
寒風による凍害や乾燥を防ぐため、
幹にマルチング材を巻く「幹巻き」や、
根元に有機マルチ材を敷く方法がよく行われます。
これにより地表温度の急変を緩和し根を保護する効果があります。

10月は庭木が深く息をつき、
静かに冬を迎える準備をはじめる時期です。
葉が舞い落ちるその裏で、
木々は根や幹へ養分をしまい込み、
害虫を振るい落とそうとしています。
私たち庭師も落ち葉を片付け、
土壌を整え剪定や幹巻きなどで庭木を守る仕事を始めるときです。
「掃除」「手入れ」は見た目を整えるだけでなく、
木を健全に冬越しさせるための“思いやり”といえます。
10月という“変化の月”を意識して庭に向き合えば、
冬〜春へつながる庭の美しさを育むことができます。
皆さんはどう思われましたか?
それでは今日はこの辺りで失礼します。
また次回お会いしましょう♪
ここまでお読みいただき本当にありがとうございます。
弊社は三重県津市で環境や生態系に極力負荷をかけないを
モットーに事業に取り組んでいます株式会社Satonaです。
造園、農業、苔、ビオアライアンス事業において
現在もこれからも消毒、農薬、化学肥料、除草剤を使用しません。
※弊社は国家戦略(2023-2030)の一つである、
ネイチャーポジティブと30by30に賛同しています。
※画像にはAIで生成されたものもあります。
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