植木雑学⑧ クロガネモチ(黒鉄黐)
2025/11/25
いつもありがとうございます。
三重県津市の株式会社Satonaです。
植木雑学第⑧回という事で今回はクロガネモチについて書きたいと思います。
クロガネモチ(黒鉄黐)はモチノキ科モチノキ属の常緑高木です。
日本(本州関東以西・四国・九州・沖縄)から東アジアに広く分布し、
暖地の平地林や社寺林に自生します。雌雄異株で、
秋~冬に真っ赤な球形の果実をたわわに実らせることで知られます。
成木の高さは10~15mにも達し、街路樹や公園樹にも利用される
堂々とした樹形になりますが、庭木では5~8m程度で管理されることが多いです。
幹は灰黒色で平滑、樹皮が黒みを帯びている様子から
「黒鉄」(黒い鉄)の名がついたらしいですね。
葉は長さ6~12cmの長楕円形で全縁、厚めで光沢があります。
モチノキ属の中では葉に鋸歯(トゲ)がなく、
縁がなめらかなのが特徴です。5~6月頃に黄白色の小花を多数咲かせますが、
花はあまり目立ちません。受粉後の9~10月に直径6~8mmほどの
球形の実が緑から赤に熟し、冬の間ずっと枝に残ります。
この赤い実をヒヨドリなどの鳥が食べ、種子散布を行います。
果実はモチノキ科特有の粘り気があり、
鳥がついばんだ際に口に「黐(もち)」のようにくっつく?
という俗説から「モチ」の名があると言われるようですね。
葉が大きく樹形も立派になるため、「庭木の格」としては上位に位置づけられます。
古くは「フクラシバ」や「ネズク」などの地方名もあります。
常緑で冬に彩りをもたらすことから、庭木・街路樹として非常に人気があります。

「黐(モチ)」の字は、鳥黐(とりもち)に由来しますが、
この木自体が特に粘るわけではありません。
モチノキ属の木の多くにこの字が当てられるのは、
概ね赤い実がたくさんなることから餅のように縁起が良い木との意味合いや、
鳥が啄むと舌に粘つくという俗信などによります。
クロガネモチは実が美しいことから
「木春菊(モチノキ)」「百両(金額にたとえて)」とも呼ばれ、
財運の象徴とされる場合もあります。
実は、鹿児島県の県花木としても扱われていた歴史があります。
花言葉は「賢明」「信用」などで、常緑で力強いことにちなむようです。
文化的には、正月飾りにセンリョウやマンリョウなどとともに
クロガネモチの枝を用いる地域があります。
熊本県などでは、縁起物として門松に添えることがあるそうです。
また、広島県東広島市黒瀬町ではクロガネモチの巨樹があり、
「筒賀の大モチ」として天然記念物に指定されています。

これは樹高25m・幹回り6m超の雌株で、
毎年数万個もの実をつけ壮観だといいます。是非みてみたいですね♪
鳥たちはそれらの実をほとんど食べきれないため、
赤い実が残ったまま雪を被った姿は
「赤い星を散りばめたよう」と称えられるほど幻想的とのことです。
クロガネモチは庭木としては古くから親しまれていますが、
モチノキ類全体を含めていぶし銀的存在でした。
しかし近年はシンボルツリー需要で見直され、
洋風モダンな建物にも合うと評価されています。
照葉樹の代表格であるシマトネリコやカシ類に比べ、
実が鮮やかで季節感がある点が再評価されているようです。
強くて美しく、縁起も良いクロガネモチは、
まさに「無敵の常緑樹」?と言えるかもしれません。
今後も街路や庭先で、その黒光りする樹肌と
赤い宝石のような実が人々の目を楽しませてくれると思います。
※参照元ja.wikipedia.org greensnap.co.jp
ここまでお読みいただき本当にありがとうございます。
弊社は三重県津市で環境や生態系に極力負荷をかけないを
モットーに事業に取り組んでいます株式会社Satonaです。
造園、農業、苔、ビオアライアンス事業において
現在もこれからも消毒、農薬、化学肥料、除草剤を使用しません。
※弊社は国家戦略(2023-2030)の一つである、
ネイチャーポジティブと30by30に賛同しています。
※画像にはAIで生成されたものもあります。
----------------------------------------------------------------------
株式会社 Satona
所在地 : 三重県:津市
メールアドレス:biogarden3107@gmail.com
三重で質の高いビオガーデン
----------------------------------------------------------------------

